なんとな〜くフリーランスになる前からブログやXなどで注意喚起として回っていたから知っていたものの
実際に2024年の夏以降にフリーでの活動を本格化させて、ようやくInstagram運用してみるか!!と思い更新を少しずつ始めて2,3ヶ月。
一年以上前のWEBの商品LPサイトを制作し、かなり良い感じで成果を出せた(アクセス数、購入につながったサイト)の実績を掲載すること数分後、、、
全く知らない方から「初めまして。 Webマーケターの〇〇と申します。 この度、月額最大15万円の複数の Web委託業務をお任せできる方を探しております。」とのDMが。
き、来た……巷で聞いていた奴だ!!!!!!
その掲載日を境に、2024年11月16日現時点でフォローフォロワー数60人前後弱小アカウントの私のところにも
すごい怪しいDMが続々と届いているので、同じような方がいたらぜひ見ていってください。
「日本マーケティング研究会」を名乗る方々
私はグラフィックデザイナー・WEBデザイナー・コーダーとして今年の夏頃に独立しまして、
それに伴い制作実績用のアカウントを作って
本格的に実績を掲載し始めたのが2024年10月からなんですが、11月頭ごろに
InstagramのDMにこんなものが届きました。
はじめまして!〇〇です。
日本マーケティング研究会からのご連絡です。
月〜15万までのWeb委託業務をお願いできる方を探しています。
「実務経験がまだ少ない」 「高単価の案件が欲しい」 「これからどうしよう?」 と考えている方、大歓迎です! 興味があれば、気軽に返信してください! (※所定のオンライン審査があります。)
第一印象。あ、怪しい……。
いきなり実績詳細や経歴・性別名前さえも公開していないInstagramアカウント(私はこの時に顔出しやプロフィール等の公開もしていない状態)にお仕事の相談???
そんな不鮮明な人に業務委託依頼するわけない。
怪しさ①、まず名前。
屋号なのか?「日本マーケティング研究会」
速攻でGoogle検索しました。
ヒットしたのはほぼ画像のペーストで構成されたWordPressのペライチサイト。
いやこれ絶対法人じゃないでしょう。
WEBマーケティングをされている会社が企業の顔である企業サイトを
SEOが弱い画像(画質も荒い)だけで構成されたペライチにするわけがない、、、
そう思い
法人番号公表サイト
https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/kensaku-kekka.html
で検索!!!
とりあえずおやおや?と感じたら
法人番号公表サイトや厚生年金保険・健康保険 適用事業所検索システムで調べる
結果……。
ヒット無し!
やっぱり〜!
独立したて、もしくは実務経験がない方をターゲットとして
安く案件こなさせているのか、なんなのか。
いやこのパターンだと話してみたら別の商材を売り込まれるのが可能性として一番高そうかも……。
ちょっと好奇心で返信しようか迷ってしまう。
Google検索上で類似ヒットする「日本マーケティング協議会」
怪しさ②とりあえず同じような人がいないのか、とGoogleで検索をかけたら同じような状況の記事を投稿されている方を発見。
「日本マーケティング協議会」という変なアカウントからDMが来た
出典元:https://deviele.com/marketing_dm
【札幌】フリーランス女性向けホームページ制作/ブログコンサル/ウェブデザイン
ただこの方の記載と若干違うのが「日本マーケティング協議会」
私の元へ届いているのは「日本マーケティング研究会」と名乗る方からのDM
どこかしらで屋号を変えたのかな???
この方の更新日から見ても2024/08ごろの記事で3ヶ月以内で新しいのに
協議会名義での悪い噂が広まってるからなのか?
かなり手法は似ているので名前変えてのらりくらりやっている説が濃厚そう。
それ以外でも続々届く、怪しいDM
上記の日本マーケティング研究所を名乗る方以外でも、本当に続々といただいています。
怪しさ③
送ってきていただいた方々のプロフィールにお邪魔すると
わりとフォロワー数は300〜600前後で、投稿も見た目が綺麗なデザインを学んでいる方が制作されている、もしくはテンプレートを使用しているのか統一感のある投稿が並んでいました。
ただ決定的な個人がやっているアカウントではない、勧誘するための専用ビジネスアカウントだな、と感じたのがフォロー・フォロワーの海外比率。
直近のフォロワーさんは日本人のWEB系に携わる・勉強している方が多いのですが、下に行けば行くほどフォロー数買ってるのかというレベルで海外の方ばかり。
日本でマーケティングやっているんですよね!?という疑問が拭いきれない!
マーケティング事業の専用アカウントなのに、最初にフォローするのは日本人じゃないのかーい。
爪が甘すぎる、、、。
怪しいDMの決定打
正直なところお仕事を依頼いただく上で向こうから積極的にきてくれるなんて
独立したてだったらちゃんとターゲット層の選定やブランド化をして固定のファンの方を得ないと
あり得ないことに近しいです。
さらに私の場合だと名前や性別等の公開もないその時は実績掲載も3件ほどだったので
フリーランス初心者のデザイナーに手当たり次第声をかけているのかな、というのを感じました。
そして何より決定打になった点は、最初のDMでいきなり業務内容も詳細なく月15万と言い切ってしまうところ。
案件によって変動するのが当たり前の制作事業に携わる者として90%怪しいですし、それに加えて海外フォロワー半数以上に事業所サイトはWEB専門のマーケティングなのに画像のサイト……120%関わらない方が良いんだろうな。時間無駄にしてしまいそう、という感想です。
気軽にやり取りできたらと思い、DM設定を自由にしていたんですが
フリーランス初心者の場合、変な勧誘等が結構な頻度で来るので対策していた方が良いのかもしれませんね。
まとめ
とりあえずHPを見て、絶対碌な組織ではない気しかしないので、コンタクトは取らない方が良さそう。内容的にもいきなり内容を話さずに報酬額のお金を提示して、さらに私の場合だと顔も経歴もわからないぽっと出の新米フリーランスデザイナーへアプローチかけているので皆さんも気をつけてください!!!
怪しいDMを見てて総じて感じたのがフリーランスとしてスタートを切ったばかりの人や、これから挑戦していこうという人達にターゲットを絞って、こういうDM送っているんだったらすごくモヤモヤした気持ちになりました。
何もかもが新鮮で、いろんなことにチャレンジしたくなる。そんな気持ちに漬け込んで騙されてとんでもない商材購入させられたりするかもしれませんし、SNSって使い方一つで良い方悪い方へ変わってしまう危険性が高いなと感じました。
年齢的には世代のはずなのにInstagramをあまり触ってこなかった私からするとInstagramでの詐欺ってこうやって起こっていくんだろうな、となんとなく全体像を把握できるいい体験ではありましたが、なんだかな〜。
DM送っている人も別の時間に費やしてもいいんじゃないのかな〜、なんて思ったり。
話が逸れてしまいましたが、Instagramに限らず、SNSを使うときは怪しいDMや詐欺のリスクにも気をつけることが大事!!!
フリーランスなりたてで、周りにフリーランスをやっている方が
私みたいにいない、相談相手もなかなか思い当たらないという方はなるべく慎重に行動しましょう!!
おしまい